「健康に暮らせる住まい」
多くの方々は「住まい」の中で、長い時間を過ごされています。住まいが不適切だと、中で過ごす人の健康を害することにつながってしまいます。少し前、シックハウス症候群が問題となりましたが、他にも、断熱性能が不十分で冷え切った浴室では、急激な血圧変動により意識障害や浴槽内での溺死などが引き起こされるヒートショックと呼ばれる事故がとても多いのも事実です。また、高齢者が室内のちょっとした段差につまずいて、転倒して骨折という話もよく聞きます。こういった住宅設備等に起因する健康を阻害するリスクを取り除き、安心して暮らすことのできる住まいを実現することが必要なのです。
「健康維持増進住宅」が掲げる、健康な暮らしの9つのキーワード
- 予防・安心: 家の中でのケガや病気を予防
- 静養・睡眠: しっかりと休息できる室内環境
- 入浴・排泄・身だしなみ: 清潔な暮らしの実現
- コミュニケーション・交流: 家族や仲間と楽しく
- 家事: 衛生を保ちやすく、無理なく家事ができる
- 育児期対応: 安心して子育てができる環境
- 高齢期対応: 身体機能の維持・介護の負担軽減
- 自己表現: 趣味などを通じ、精神的に豊かに
- 運動・美容: 適度に運動し、こころも健やかに
「健康維持増進住宅」は、病気を未然に防ぎ、日常から健康を支えるための住まいとして、国がまとめ、発表した考え方です。健康に暮らせる住まいの設計ガイドラインとしています。
八田建設でも、住宅の問題点をお客様にあわせて取り除き、無いことがあたりまえのこととして家づくりを進めております。